Posted by : A kind of Lo-Fi Jul 12, 2013



 ぼんやり過ごしすぎなのはわかっているのですが、LAのサンシャインポッパー、The Little Onesが2月に、じつに5年ぶりともなる2ndアルバム、The Dawn Sang Alongをリリースしていました。完全にスルーしておりまして、いまさらながら彼らが戻ってきたことに歓喜しております。

2006年にAstralwerksからリリースした7曲入りのデビューEP「Sing Song」が、The Shins直系のすばらしすぎるギターポップアルバムで、続く1stフルMorning Tideもよかっただけに、その後の沈黙はなんというか、、、まあ解散したのだろうなどと思っていたのですが、こうして帰ってきた彼らは、やっぱりあのなんともいえないゆるくて甘ずっぱい、でも爽やかな夏の雰囲気をまとっていて安心しました。

新譜からはとくにこの曲、Boy on Wheelが最高です。
軽やかなギターに、フロントマンのエドの伸びやかでややハスキーがかった繊細なヴォーカルがからむ、まさにThe Little Onesなポップチューン。エドの声は、The Little Onesのもっともわかりやすい魅力のひとつだと思っています。




覆面姿の男たちが波に乗るビデオも公開されてるArgonautsもいい。Vampire Weekendの専売になってしまった感もあるカリビアンなサウンドも、やっぱり彼らの曲調との相性は抜群です。



あー、海に行きたくなります。ですが、半島のど真ん中で山に囲まれている私の生家からは、海へはどの方向にも山を越えなければたどり着けず、だからこそ、ここでこうして、スピーカーから聴こえてくる海の空気を風鈴の音といっしょに感じ、とりあえずの満足感を得ているのです。
それがいいことかどうかは、また別にして。

過去の名曲を下に貼っておきます。


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