Posted by : A kind of Lo-Fi Aug 8, 2013



 2010年の「Last Day Of Summer」、そして 2011年の傑作アルバム「D」では、パンク、グランジ、サイケ、フォーク、エクスペリメンタルと、多彩なサウンドを披露してくれたテキサスのバンドWhite Denimの2年ぶりの新作Corsicana Lemonadeから、新曲のPretty Greenが公開されています。しかも新作のうち数曲には、WilcoのJeff Tweedyが参加しているようです。アルバムは10月予定のようですね。

うねるビートに、70'sガレージパンクっぽいリフ、それに言い放つようなボーカルとコーラスがからむエピックチューンです。あー、これは本当にいい曲です。このグルーヴ感。


クラシカルなバックグラウンドを感じさせるスタイルながら、一枚のアルバムで見せる多彩な側面と、メロディアスなパートとソリッドなパートのバランスは、限りなくエクレクティックで斬新なまさにWhite Denimにしかできないスタイルを確立しているなあと、常々思いながら聴いています。

Last Day Of Summerのころは、わりとビーチボーイズ系の音も多かったのですが、


Dになると、グランジ、パンクからの引用がわかる性急なビートのトラックが目立つ感じに変化してきます。まあ、そもそもLast Day~は彼らがサマーチル用のBGMとして制作した、フリーDL音源なので、それも当然と言えば当然なのですが。


インプロっぽく響くグルーヴィなインストジャム、At the Farmはお気に入りの一曲です。来日を熱望しているバンドのひとつですね。


来日が決まった際には、ぜひコルシカ島産ミントとレモンのレモネードを飲みながら、野外で観たいです。またつぎの夏にでも。

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