Posted by : A kind of Lo-Fi Aug 14, 2013



 レトロスペクティブな音を鳴らす、NYのインディーポップデュオ、Cultsの10月に出る新作「Static」から、I Can Hardly Make You Mineが公開されていました。

今回のアルバム、アニコレのMerriweather Post PavillionやWashed outの新作Paracosmのプロデュースを手掛けたBen Allenが同じくプロデュースワークを担当するということで、ドリーミーサイケなものに仕上がるのかと思いきや、目指したところはウォールオブサウンドだったようで(わかっていらっしゃる!)、Cultsとの相性抜群な仕上がりになりそうです。期待大です。



出だしこそガレージちっくなノイジーなギターと野太いベースラインですが、フィルターを通したような特徴的なプロダクションでヴォーカルやフィードバックノイズにエフェクトをかけつつ、Cults特有のヴィヴラフォンが響くいい感じのトラックになっています。なんといっても、甘ったるいけど甘すぎない、Madellinちゃんの声が本当に好きです。

昨年、Lanewayで観たときは、あまりの生音のひどさというか、Cultsのサウンドと野外フェスとのミスマッチ度合いに、大丈夫なのか? と思ったほどですが(実際そのときのインタビューで、自分たちのバンドの音とファンが求めている音にギャップを感じると語っていました)、そのあたりは割り切って進んでいるようです。ぜひ次回は太陽照り付ける、海辺の少し風が強すぎる場所ではなく、ライブハウスか、そよ風の吹く夕暮れの小さめのステージで観てみたいです。

にしても、Cultsの1stは名曲ぞろいでしたねー。



そういえば余談ですが、CultsのツアーバンドのメンバーでもあるMadellinちゃんのお兄さんのRichieがやっているバンド、Guardsも今年はじめにアルバムを出していまして、こちらもクラシカルなインディーポップでとてもいいです。要チェックだと思います。


それにしても、Cultsもまあサポメン含めてみんな(ほぼ)みんなロン毛ですけど、


Guardsもですからね。


この様式美。あぁ、なんともロン毛だったころが懐かしい。ロン毛を振り乱して踊る(隣の人に迷惑にならない程度に!)のって、やったことのある人ならわかってもらえると思いますが、より音楽に入り込めるんですよねぇ。。。 などと、若葉のころをふと思い出しました。

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