Posted by : A kind of Lo-Fi Aug 30, 2013



 今日は風が強く、すでにこうべが重くなっている稲穂がそのせいでより傾いてしまっていました。軽いミステリーサークルのように。うーん、まだ残暑はありますが、秋も見え隠れしていますね。はい、前段は短めに。

今日はKeep Shelly in Athensです。ときは2009年、宅録でドリーミーなシンセポップを作ってたMemory CasetteがMemory Tapesと名前を改めて、1stとなるSeek MagicをCDリリース、それとときを同じくして、Washed Outが、Toro y moiが、Neon Indianがそれぞれの音楽的バックグラウンドをもとに、同じフォーマットの音楽を作り始めたのが、チルウェイブの始まり(当時、なんかグローファイとか呼ばれていたこともありましたね。あまり、その呼称は馴染めなかったです)だったかな、というのがチルウェイブに関する私のゆるい認識です。

そして、記憶が確かなら、Keep Shelly in Athensはその少しあとから、遠く海を越えたギリシャはアテネで、同じチルウェイブのアーティストとしてこちらも同時に活動を始めていました。Memory Tapesが結成初期の彼らの楽曲をremixしたりしていました。


そんな彼らが、NY、ロンドン、スウェーデンを拠点にする気鋭のポップレーベルCASCINE RECORDSと契約して、ついに1stフルレングス「At Home」をリリースするそうです。これまでにもシングルやEPは数枚リリースされていましたが、ファンには待望の初アルバムとなるでしょうか。

アルバムからは先行で3曲、RecollectionとFlyway, OostendeがSoundcloudで公開されています。Recollectionはゆるいシンセにはねるビートのアンビエントなドリームポップ、Flywayはニューウェービーなループシンセが響くミドルテンポなダンストラック、Oostendeはスローなまさにチルウェイビーバラッドです。



夏の終わりを締めくくるにふさわしい、グッドなサウンドトラックになってくれることを祈りつつ、リリースを待ちたいと思います。そしてその際には、ボーカルSarah Pちゃんの相棒、もうひとりのメンバーでサウンドプロデューサーであるRΠЯ氏の名前の読み方が解明されることを祈っております。グリークはちょっとさすがに読めない。。。 でも、ギリシャ料理もギリシャ神話も好きです。

最後に、いくつか過去のビデオを。




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