Posted by : A kind of Lo-Fi Sep 9, 2013


 ブルースとフォークをベースに、悲哀のあるストーリーをアップテンポなビートにのせて歌う、フラテリたちが帰ってきた。スコットランドの3ピースThe Fratellis、じつに5年ぶりの帰還である。

新作We Need Medicineから、Seven Days, Seven Nightsのビデオが公開されています。


彼らの曲にはいつもストーリーがあります。薬物中毒の男や、きらびやかなステージで男を魅了するショーガール、バンドのシンガーになることを夢見るひとりぼっちの少女(この二曲に登場する女性のの名前はどちらもチェルシーなので、時間軸の前後した同じ人物に関する物語かもしれない)、駄目な兄貴とそれにうんざりな妹などなど。複雑じゃなく、でもどこか詩的なリリック。そして、急き立てるような歌い方でそれを巧みにメロディに乗せていく。そういうところが本当に好きなバンド。そして、タイトだけどとてもエモーショナルなリズム隊のふたりもツボなポイントです。


炎天下のサマソニのマリンで観た彼らの初来日公演はいまも目に焼き付いています。あのころはまだ英語が話せはしなかったけど、いまならチェルシーダガーの大合唱もできるぐらいです。


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